東海ちなヤクの巣@パワプロと大相撲番付予想

スポナビブログから引越し。スポナビブログ時代は、プロ野球(東京ヤクルト)を中心に、大相撲の話もちょろっとしてました。はてなブログでは、パワプロと大相撲(番付予想)を中心に展開していきます。

本来なら、「こんなところ」でくすぶる君じゃないでしょう? 【#43 村中恭兵】

かつて村中恭兵増渕竜義由規赤川克紀の4人を指して呼ばれたのが「ドライチ4兄弟」という愛称。

2005年高校生ドラフト1巡目でスワローズに入団し、「長男」として活躍を期待された村中は、プロ入り3年目の2008年に初めて先発ローテーションに定着し6勝11敗の成績を残すと、2010年と2012年の2回に渡って2ケタ勝利を記録。サウスポーとして、タイプこそ違えど石川雅規の後を継ぐ左腕エースとなるべき投手でした。

しかしその村中の、現在の主戦場はリリーフ。

チームが優勝を果たした2015年は、二軍でも大不振に陥り一軍登板はなし。

2016年はプロ入りして初めて中継ぎに専念して52試合に登板、7勝を挙げる活躍を見せて苦しい投手陣を支えましたが、今季は8月25日終了時点で10試合登板のみの留まっています。

この、村中という投手。

今季に限って言えば、筆者の主観でモノを言えば「なんで10試合しか投げていないのか」というのが率直な感想。

開幕一軍メンバーのひとりに入っていた村中ですが、4月と6月にそれぞれ登録抹消。6月1日に登録抹消されて以降は二軍で調整し、ついこないだの8月10日に3度目の一軍昇格を果たしたという経過をたどっています。

とは言え、1度目の一軍登録期間の4月は4試合に登板し自責点ゼロ。2度目の一軍登録期間となる5月も2試合のみ(自責点2の防御率9.00)のみで、この間わずか6試合のみ。6月に抹消されるまでのシーズン通算が6試合登板で防御率3.38は本来なら登録抹消される成績ではなく、強いて言えば与四球が多い程度で及第点ではあるのです。

要は村中は勝ちパターンの中継ぎではないので、チーム事情によって登録や抹消をされやすいという、そんなところでしょう。

しかしながら本人の能力的にも成績的にも、今季ここまで登板機会に恵まれないのも不本意だとはやはり思うのです。

なまじ先発としてもリリーフとしても成績を残した経験のある投手が、「こんなところ」でくすぶっていては、チームのことを考えてももったいない。

今季はもうチームとしては最下位独走で取り返しはつきませんが、来季以降を考えた時に、年齢としては中堅を迎える村中をどう起用するかはひとつ考えなければいけないと思います。

筆者の希望としては、今季先発ローテーションに余裕がないという状況を鑑みた上で、先発に再挑戦して欲しい。

ポテンシャルはまだ十分にあるはず。今季も登板機会は少ないとはいえ、10試合登板の中で失点を喫した試合は実は2試合しかありません。

与四球の多さは村中の相変わらずの課題ではありますが、11.1イニングに比して被安打は4とかなり少なく、WHIP1.06も評価できる数字。例年に比べて奪三振率が極端に低いのが気になる所ではありますが、その点はモデルチェンジを行った成果なのかも知れません。

ともあれ、まだまだポテンシャルは持っているはずの村中。

今季、残りのシーズンで結果を出して、来季以降チームとともに逆襲に期待したい。

2015年に一軍登板なしという屈辱の1年を過ごしながらも、翌年に復活を果たした村中なら、「絶対に」出来るはずです。