東海ちなヤクの巣@パワプロと大相撲番付予想

スポナビブログから引越し。スポナビブログ時代は、プロ野球(東京ヤクルト)を中心に、大相撲の話もちょろっとしてました。はてなブログでは、パワプロと大相撲(番付予想)を中心に展開していきます。

パワプロ能力と振り返る、2017東京ヤクルト通信簿(甘口) vol.10

・能力差異の表示は「2017年開幕版」と言うべきver1.07から1.11への基本能力(投手→球速・コントロール・スタミナ・変化球、野手→弾道・ミート・パワー・走力・肩力・守備力・捕球)に限ります。
・文中の「青特」は選手に有利な効果をもたらす特殊能力、「赤特」は選手に不利な効果をもたらす特殊能力のことを指します。




#42 坂口智隆
一軍成績:136試合 打率.290(535-155) 4本塁打38打点 OPS.713
二軍成績:3試合 打率.111(9-1) 0本塁打1打点 OPS.311

f:id:NomuraYuhki:20171203143749j:plain能力差異:ミート+3

移籍2年目の今季も、一軍のレギュラーとして136試合に出場。途中離脱はあったものの概ね1年を通してスタメンを張り続け、3割近い打率に加え、移籍後初を含む4本塁打を記録するなど、苦しいチーム事情を盛り立てた選手でした。
来季は34歳を迎えますが、それでも移籍直前の不振から見事に立ち直ったその力はお見事のひとこと。ファンからの人気も高く、来季以降の活躍にも期待したいです。

査定は、基礎能力はミートが3上がったのみであとは変更なし。特殊能力がそこそこ変わっていて青特の数が微減していますが、それでも6個を持っているのは優秀。コーチとしても活躍が見込めるので、FA権を持っている分初年度からの流出という懸念はありますが、長い活躍を期待できる選手です。



#50 上田剛史
一軍成績:100試合 打率.234(167-39) 0本塁打11打点 OPS.572
二軍成績:7試合 打率.360(26-9) 0本塁打3打点 OPS1.084

f:id:NomuraYuhki:20171203144748j:plain能力差異:ミート+4、捕球-15

今季は2014年以来3年ぶりに出場試合が3ケタに乗って、100試合に出場。主に代走、守備要員として出場を重ねる傍ら、打撃面でも本塁打こそなかったものの、昨季の.220からは微増させて.234と復調のきっかけを見せるシーズンとなりました。
「第4の外野手」としては既に地位を確立させている上田ではありますが、しかしレギュラーとなるだけのポテンシャルも十分あるはず。やや物足りない打撃面を強化して、来季こそはレギュラー奪取を期待したい選手でもあります。

査定に関して、大きく捕球が下がっているのは今季2失策を記録しているからで、外野手の失策は大きく査定に響くようです。その他、青特が1.07から比較すれば「走塁B」が追加されて、特殊能力伝授に幅が広がったのは◎。オーペナでも「第4の外野手」として期待できる傍ら、開始時点で28歳とまだ若く成長も見込め、コーチとしても活躍が期待出来る存在は貴重です。



#64 榎本葵
一軍成績:9試合 打率.143(7-1) 0本塁打0打点 OPS.393
二軍成績:104試合 打率.229(314-72) 0本塁打35打点 OPS.620

f:id:NomuraYuhki:20171203145828j:plain能力差異:ミート-9

育成選手登録されていた昨季は東北楽天から戦力外通告を受け、のち東京ヤクルト支配下登録へ復帰して移籍。若手の外野手として期待されて開幕一軍入りを果たし、2015年以来2年ぶりの安打を放ちもしましたが、一軍ではその1安打のみに終わり9試合出場に留まってしまいました。
二軍では自己最多104試合に出場したものの、打率.229、0本塁打は自己最低。二軍でも結果を残すことが出来ず、戦力外通告を受けています。

査定は恐らく二軍での成績を見て、ミートを下げたと思われます。ただしそれ以外では「送球F」以外は癖がなく、またペナント開始時点では24歳と若いので、ゲーム中ではこれからどんどん成長させて一軍の戦力になるまでプレイングすることも可能です。海外留学や覚醒などで能力を伸ばしつつ青特をつけてあげれば、バレンティン・雄平・坂口に衰えがき始めた頃に代わってレギュラーを掴む、というシナリオも描けるはず。



#65 原泉
二軍成績:109試合 打率.215(316-68) 11本塁打48打点 OPS.690

f:id:NomuraYuhki:20171203150429j:plain能力差異:なし

パンチ力が武器の外野手。今季は二軍で自己最多109試合に出場し、本塁打も初めて2ケタに乗せ11本のアーチをかける活躍。しかし打率.215と二軍レベルでも安定感に欠け、結局一軍登録はなし。10月に戦力外通告を受け、現役引退を発表しています。
二軍では本職の外野の他に内野を守るシーンもあり、そこは本職の外野で打撃に集中させてあげたかった選手でもあるだけに心残り。現役引退は残念ではありますが、第二の人生も陰ながら応援します。

査定は、一軍出場がない分か変更はなし。原は成長タイプが「パワー型」で、かつ守備力が著しく低い分、正直外野手として起用するのは厳しめ。外野手を引き続き任せたいなら海外留学でヨーロッパ(守備力アップ)かアフリカ(走力アップ)に派遣するか、もしくは覚醒待ちになるかも。東京ヤクルトはレギュラー一塁手候補が高齢化しているので、もしドラフトで目ぼしい選手を取れなかったら一塁コンバートは視野に入れるべき。それでも元のミートが低い分、青特マシマシでなんとかなるかも程度かも知れませんが。



#91 鵜久森淳志
一軍成績:45試合 打率.209(86-18) 1本塁打7打点 OPS.578
二軍成績:51試合 打率.252(151-38) 2本塁打14打点 OPS.671

f:id:NomuraYuhki:20171203151031j:plain能力差異:ミート-16

移籍2年目の今季は右の代打の役割を期待されて開幕一軍入りを果たし、横浜DeNAとの開幕カード3戦目には代打サヨナラ満塁本塁打を記録。10日後には再びサヨナラ安打を放ちました。その他5月にはプロ13年目にしてプロ初盗塁をマークしていますが、シーズンを通してみると打率を昨季から大きく落とし、7月上旬に一軍登録を抹消されて以降は閉幕まで二軍暮らし。2度のサヨナラ打を放ちながら、消化不良なシーズンとなってしまいました。

査定はその低打率がネックとなってミートが大きく下がってはいますが、2週間で2度のサヨナラ打を考慮されて「サヨナラ男」が追加。特殊能力でさらに「代打○」を習得できれば、まず間違いなく代打要員としては期待が出来る選手となります。
ペナント開始時点では30歳のためやや能力成長は厳しい部分がありますが、それでも開始時点ではある程度伸ばせるのでその間に悪あがきして基礎を伸ばしておきたいところ。出来れば「三振」を消した上で、青特をある程度つけられれば貴重な代打要員として長く活躍してくれるはずです。