東海ちなヤクの巣@パワプロと大相撲番付予想

スポナビブログから引越し。スポナビブログ時代は、プロ野球(東京ヤクルト)を中心に、大相撲の話もちょろっとしてました。はてなブログでは、パワプロと大相撲(番付予想)を中心に展開していきます。

大相撲令和元年名古屋場所感想・秋場所番付予想

「令和最初の名古屋場所」から……と言うよりは、気分的には「参議院議員選挙の投開票日」から一夜明けた、と言いたくなるような月曜日。もちろんやるのは名古屋場所のほうです。

今年の名古屋場所は、4大関休場と言う異常事態は発生しましたが、終わってみれば鶴竜白鵬と2人の横綱がしっかり土俵を占め、一方照強や炎鵬と言った小兵力士が土俵を沸かせた。「世代交代」という点では理想と現実のギャップが生じてもいる中、素人目に見るには締めるところは締め、面白いと思わせるところは面白い場所だったのではないかと思います。



 
では早速、番付予想に移ります。
まずは幕内。

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まず上位陣。
横綱大関は星の強い順。大関から関脇に陥落する貴景勝は、慣例通り関脇の最下位に置きます。

その関脇は御嶽海と、西2で10勝した遠藤を筆者は推します。小結が、勝ち越した阿炎は8勝なので据え置き、友風と北勝富士は上げてもいい星だったので思い切ってしばらく例のない3枚にしました。
これの思考回路は、「西2で10勝の遠藤を西小結において関脇を御嶽海・貴景勝の2人にし、小結に阿炎と遠藤を置き、北勝富士と友風は東西筆頭」とすると、東2で勝ち越した碧山が据え置きになると言う不利益が出てきてしまうのでこれはないだろうと。
次に考えられるのは北勝富士と友風のどちらかを前頭筆頭に据え置くもの。この場合、筆者なら北勝富士を東筆頭、碧山を西筆頭にしてあとをだいたい1個ずつ後ろにずらして16枚目も東西2人置く配置になるでしょう。が、西筆頭で9勝が半枚しか上がらないのも筆者としては納得しかねる。そんな感じで、小結を張り出して3人にする編成を考えたんですが、審判部はどう判断するでしょうか?

で、幕内⇔十両の入れ替えは、剣翔・石浦・東龍・豊山⇔千代丸・矢後・嘉風魁聖と予想。
まず十両陥落について、4人の他に栃煌山貴源治も番付と星の数を考えれば陥落やむなしの数字ではあると思います。しかし十両からの入幕が、他に上記4人の他に候補として大奄美と隆の勝が考えられると思いますが、その2人は好成績ではあるけれども「幕内まで上げる星か」、と言われるとうーん。それなら、(1枚差の栃煌山と千代丸とで不公平さが否めませんが)栃煌山貴源治は据え置いてもいいか、と考えました。この辺りはちょっと自信がないです。後述はしますが、大奄美と隆の勝は星数と上昇枚数がぴったり合うので、それを崩してまで入れ替えるかね、とはちょっとどうしても考えてしまいます。



次に十両

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十両も幕内も、今場所は何か前回より難しいと思ってやっていました。全休、もしくはそれに近い十両陥落の嘉風魁聖をどこまで下げるのかの塩梅もまだ掴めていませんしね。

で、十両は関取昇進と幕下陥落に絞って話します。安美錦の引退で1枠空くので、それを踏まえて筆者の予想は青狼・彩・玉木・魁勝⇔荒鷲竜虎・明瀬山。
ポイントは、荒鷲十両に残すかと、魁勝と若元春どちらを十両に上げるか。荒鷲は西10で5勝10敗なので落ちてもやむを得ない成績ですが、負け越し点数そのまま番付が下がることも実はあまりないので、審判部の判断として「下げない」可能性は無きにしも非ず。その場合、魁勝か若元春と悩む必要もなくなるでしょう。
荒鷲が下がって4枠空いた場合が、魁勝と若元春で悩むパターン。魁勝は西4で4勝3敗、若元春は西5で5勝2敗でしたが、最近の編成として「十両に勝ったかどうか」を見ているということを勘案した場合、魁勝は十両に勝って勝ち越しを決めていますが、若元春は十両に負けて5勝2敗と言う成績でした。若元春が十両に勝って6勝1敗としていれば文句なく若元春だったでしょうが、「十両に勝ったかどうか」を見るなら筆者は魁勝に軍配が上がるのではなかろうか、と予想しています。ちなみに、その点で言えば東3の玉木も今場所十両相手に勝っています。



以上が秋場所の予想。秋場所の予想はいつもより難しく感じましたね。イレギュラーを出すかどうか、そのあたりが審判部と筆者の勝負ですね。
そして秋場所に筆者が望むのは、「大関陣の充実」です。高安はいいとして、カド番となる豪栄道栃ノ心、そして陥落から復帰を目指す貴景勝。この3人は、実力を出せれば大関相当の、前者2人に関しては特に綱取りを目指すような成績を残したって不思議ではないですから、体調も精神面も万全にして、カド番脱出、大関復帰を目指していただきたい。むろん、今場所特に名古屋を沸かせたように照強や炎鵬、石浦と言った小兵力士の活躍も楽しみではありますが、何より大関陣の充実、筆者はこれを望みます。

あとは白鵬土俵入りの際に、炎鵬と石浦の同じ「宮城野部屋勢が3人揃い踏み」も見たいかなと思います。