こちらの続きです。続いて投手編。
前回と同じく「PGB」と言う文言が出てきますが、これは「pixiv女子プロ野球」と言うpixivの交流企画を指します。
こちら、現在新規参加者募集中なので(ダイレクトマーケティング!)、よしなにお願いします。
また、この記事を執筆するにあたってはパワプロのこととかを書くブログさんの下記ブログ記事をパクリスペクトしております。以下、「上記リンク」と言われた場合基礎能力は①、特殊能力は②をご覧になってください。
では、投手の査定へ移ります。
基礎能力編
球速
実在選手の場合は、実際にマークした球速を出すといいと思います。
PGBの場合は以下の画像の通り。
成績によって揺らぎを出してもいいと思います。と言うか筆者はそうしています。
コントロール
上記リンクの通り、与四球率を参考にします。
~1.50:S
1.50~2.00:A
2.00~2.50:B
2.50~3.00:C
3.00~3.50:D
3.50~4.00:E
4.00~4.50:F
4.50~:G
実在選手の場合はこれに「逃げ球」「一発」を加味すればいいですが、PGBでは与四球率だけでコントロールを決めるとえらいことになってしまいます。なので、コントロールが近年の作品では失投率に影響することを踏まえて被打率も加えて査定します。飛騨率が高ければ数値を下げて、低ければ数値を上げてと言った感じですね。そうやって、コントロールが全体的にインフレ・デフレしないようにバランスを見て査定します。
スタミナ
先発の場合は、イニング数÷先発での登板回数で見ればいいんじゃないかなーと。例えば先発8回で48イニングを投げた選手は48÷8=6、これを10倍してC/60とする。みたいな感じです。
リリーフは基準をE/45において、リリーフ登板数>イニングの場合は下げ、リリーフ登板数<イニングの場合は上げます。この辺りは完全に感覚です。
変化球
実在選手に関しては、どの変化球を採用するかは文献などの記述を見て決めましょう。
PGBの場合は、基本的に4球種以上は強くなりすぎるので採用しません。採用するのはよっぽどの好成績を残した場合か、球速がアホみたいに遅い場合のみです。
総変化量に関しては上記リンクの通り。
1.00~1.50:12~14
1.50~2.00:10~12
2.00~2.50:9~10
2.50~3.00:7~9
3.00~3.50:5~7
3.50~4.00:3~5
ただPGBの場合、変化球のパラメータが1の選手がいるので、その場合はアイデンティティを重視して総変化量は1に留めることが多いです。
変化球の割り当てはPGBに絞って言うと、変化球の個別パラメータから持ってきます。
例えば「防御率2.50」で「パワーカーブ7、スライダー4,チェンジアップ3」の投手がいた場合、パワプロではスライダー3、パワーカーブ4、チェンジアップ2で総変化量9とします。この辺りは感覚の問題です。がんばりましょう。
オリジナル変化球は原則つけないです。PGBの場合、オリジナル変化球の数が多すぎるので……。
特殊能力(A~G編)
能力の効果については割愛。
対ピンチ
実在選手に関しては上記リンクにあるツールを使えばいいと思いますが、オリジナル選手を作るときはほぼほぼイメージで作っています。
PGBに関しては得点圏被打率が出るので、野手のチャンスと同じ要領でやっていきます。
A・G:被打率と被得点圏打率の差が±.133以上
B・F:被打率と被得点圏打率の差が±.100以上
C・E:被打率と被得点圏打率の差が±.066以上
対左打者
実在選手の場合は……がんばって記録を見つけてください。
PGBの場合は対右打者被打率と対左打者被打率が用意されているので、そちらを利用します。基準は対ピンチとだいたい一緒。
打たれ強さ
完投が多い投手にはつけることが多いですが、個人的な見方としてWHIPが高くても防御率がいい投手は上げています。被打率との兼ね合いで動かしてもいいかも知れない。
ケガしにくさ
これは野手編と同じ。怪我に関する記述がある場合はE以下にします。怪我がちだったり、怪我で一度現役を離れたりした選手にはF以下をつけることが多いです。反対に、長年規定打席到達している選手はC以上にしています。
ノビ
上記リンクのイメージで大体はあっていると思います。ただ調整としての役割も大きいので、防御率がよければ上げて、悪ければ下げる。これが基本になるかと。
変化球投手で明らかに変化球しか投げてないような場合はノビをがっつり下げることもありますね。
クイック
上記リンクの通り。
PGBの場合、クイック○を持っていればBにするし、クイック×を持っていればFにします。あとは守備力が高ければCにするかも知れないし、セット×があればEにします。
回復
こちらも上記リンクの通り。
PGB用に基準を書いておくと、先発は8試合登板でCにすることが多いです。リリーフは12試合を越えたらC、16登板を越えたらB、20登板を越えたらAにすることが多いです。
逆に登板数が明らかに少ない場合や、オリジナル選手など若手投手で場数を踏んでいない場合はFやEにすることもままあります。新人選手への無条件な回復F、Eの乱発は好みでない方もいらっしゃるでしょうが、筆者はアリだと思っているので……。
特殊能力(青・赤編)
威圧感
問答無用の守護神に。
PGBの場合、防御率0.00でつけてもいい気はしますが、防御率0.00はいくつか例があるので、2~3年連続でやった場合に初めてつけていい能力かも。
一発
被本塁打率が1.00を超えている選手につけることが多いです。
重い球
デフォルトでついていないので基本的にはつけません。
PGBの場合、総変化量1で防御率0点台をやって初めてつけるかどうかを考えるレベルです。
回またぎ○
登板数<イニングのリリーフ選手に。イメージです。
勝ち運
勝率と防御率を見て感覚で。勝率だけで見てもいいと思いますが、PGBの場合4勝以上して0敗の場合は問答無用でつけましょう。
軽い球
被本塁打率が1.00はいかないけど飛翔しやすい投手に。実在選手やオリジナル選手で「一発」と「軽い球」を両方つけることはそうないですが、飛翔する投手はとことん飛翔するPGBでは両方つけることもままあります。そういうもんだと思ってください。
緩急○
基本的には軟投派、技巧派につける能力だと思います。イメージで。
キレ○
変化量は上げたくないけど、成績をもっと良化させたいときにつけることが多いです。
球速安定
「ストレートのノビは上げたくないけど……」な投手や、実際に安定して馬力を出せる投手につけるといいと思います。
緊急登板○
リリーフ登板数>イニングが顕著な投手に。左のワンポイントにつけるといいかも。
クロスファイヤー
デフォルトでついていないので基本的にはつけません。
牽制○
牽制が上手い選手につければいいのではないでしょうか。個人的には石山泰稚みたいな。
PGBの場合は、試合シートに牽制と言う概念がないのでどうしたものか……。クイック○がついている投手や、守備力の高い投手につけるとらしいかなと思います。
国際大会○・×
イメージそのままです。それ以外は特に……。
根性○
デフォルトでついていないので基本的にはつけません。
四球
四球が多い投手に。具体的には与四球率が3.00を越えたらつける合図かなと。
ジャイロボール
そんなものはない。どうしてもつけたいならVスライダーを使います。
シュート回転
実在選手の場合、ストレートがシュート回転している投手につければいいのではないでしょうか。
PGBの場合は、総変化量の都合でシュートをオミットした投手や、ノビは下げたくないけど被打率を上げたい場合に使います。
尻上がり
完投数、または7回以降を投げた試合が多い投手に。
スロースターター
序盤から打ち込まれるような選手に。PGBの場合は、先発で長いイニング持たなかった投手につけるとぴったりだと思います。
寸前
まあ、そんな選手に。PGBの場合、完投する投手はそのままするし、早いイニングでくたばる投手はくたばるので、余りつけることはないです。
対強打者○
デフォルトでついていないので基本的にはつけません。
打球反応○
フィールディングがいい選手に。PGBの場合は守備力を見てもいいかも。
奪三振
奪三振率が8.00を超えるような投手に。
球持ち○
めちゃくちゃ経験点を食う能力なので、たぶん強いです。なので「長身で角度のあるボールを投げる」以外では、基本的に強い投手につけます。
短気
見たまんま、キレやすい投手に。PGBだとパラメータで同じ短気があるので、それを採用していいと思います。
力配分
防御率はいいんだけど被打率が高い場合につければいいかも知れない。あとはイメージ。
闘志
デフォルトでは滅多につかない能力なので基本的にはつけません。
内角攻め
能力は上げられないけど、被打率を抑えたい選手に。もしくは内角を強気につける球種がある投手につけるといいかも。
逃げ球
被本塁打率0.25以下の投手に。
低め○
よっぽど制球力がいい投手以外にはつけないと思います。デフォルトでいないので……。
ポーカーフェイス
まあ、そんな選手に。これはイメージ査定。
負け運
「勝ち運」の逆です。ただPGBの場合、先発で回って1回も勝てなかった投手にはつけていいと思います。
乱調
個人的には死球が多い投手につけています。
リリース○
これはイメージ査定。技巧派の投手につけてもいいかも。
(以下「2022」追加分)
要所○
恐らく「寸前」の逆だと思います。そういう投手に。
荒れ球
球は荒れるけど抑えられる、そんな投手に。ただ取っ散らかっているだけの投手にはつけられないと思いますが。
全開
今のところ実在選手にはついていないようなのでパス。
ゴロピッチャー
セイバーメトリクスでゴロ/フライ比率という指標があるので、それが一定以上ゴロの割合の多い投手につければいいと思います。打たせて取る投手みたいな。
フライボールピッチャー
これは上記「ゴロピッチャー」の逆。フライを打たせて取る投手に。
対ランナー○
まあ、そういう投手に。打たれ強さやクイックを調整しながらこっちを付ける手もあるか。
対ランナー×
「対ランナー○」とは逆に、セットポジションで崩れやすい投手に。こちらも打たれ強さやクイックとの兼ね合いで。
立ち上がり○
実在選手にはついていないようなのでパス。
ナチュラルシュート
シュート回転を上手く使えるような選手に。使えていない場合は「シュート回転」で。
真っスラ
特殊能力の効果通りですが、常にストレートが動く選手に。OBで真っ先に思い付いたのは元埼玉西武・福岡ソフトバンクの帆足和幸なので、そんな感じの投手に。
投打躍動
二刀流専用の能力かも知れないけど、まあそういう選手に。
特殊能力(緑特殊能力編)
速球中心
文字通り。ただこれをつける場合、その投手のノビはC以上が適切だと思います。じゃないとたぶんただのバッティングマシンになる。
変化球中心
文字通り。
投球位置左
記述があれば。三塁側に立つので、右打者封じのワンポイントにつけるといいかも知れない。
投球位置右
同じく記述があれば。一塁側に立つので、左打者へのワンポイントにつけるといいかも知れない。
テンポ○
そういう投手に。PGBでは「投球リズム」があるのをこれで代用しています。
調子安定・調子極端
NPBの場合は……イメージになるのかなあ? 月間防御率を最近だと調べられもすると思うので、それを参考にしてもいいと思います。
PGBの場合は1試合ごとにデータを見られるので、それで判断してもいいかも。