今季から東京ヤクルトスワローズを中心に(たぶん東京ヤクルトしかやらないと思うけど)、スポット的に活躍を見せた選手のその時点での能力を少しずつ作成しようと思います。
まずは星知弥投手から。タグに「OB」がついているけど許して。
ご尊顔。
経歴：宇都宮工業高→明治大→東京ヤクルトスワローズ(2016年ドラフト2位)
2023年度成績(4/30現在)：11登板 1勝0敗0S2H 8.2投球回11奪三振 防御率3.12
<寸評>
今季は最速155キロを計測したストレートをアウトローに集め、高い奪三振率で救援陣の一角に名乗りを上げた速球派右腕。ルーキーイヤーの2017年に先発ローテーションを担って4勝を挙げたが、2018年以降は怪我や不振で安定した成績を残せず。昨季オフに千葉ロッテ・坂本光士郎とともに韓国にあるSSTCへ赴き、その成果が表れたのかオープン戦から好調を維持し開幕一軍入り。3・4月で11試合に登板し、4月2日には2019年以来4年ぶりの白星も挙げた。
では能力です。
<査定メモ>
大本は「データで楽しむプロ野球」さんを基にしています。データは全て4/30終了時です。
155km/h→今季ここまでの最高球速を採用。
対ピンチE→非得点圏時被打率.148(27-4)、得点圏被打率.500(4-2)。あれ？ F以下でもよくね？ ただまだ5月なのと緊急登板に弱そうなので様子見。
対左打者F→対右打者被打率.154・被OPS.599、対左打者被打率.222・被OPS.778。
ノビD→ストレート空振り率8.43%はギリCでもいいか？ と思ったけど、被打率.250、被本塁打2が引っかかった。
奪三振→奪三振率11.42。
軽い球、一発→8.2投球回で3被本塁打はさすがに飛びすぎ。
<雑感>
星は開幕直後の調子が良かったので、4月終了時だとそれ限定ではもっと強くなるかと思ったんですが、ちょっと落ち着いてしまったかなと言うのが筆者の感想。FIP5.43という数字が物語るように、運で数字がいい可能性はあるのかも知れません。
ただまだ4月でサンプル数が少なく、この先数字が良化するかもしれませんから、そこは星の頑張りに期待したいところ。苦労して掴んだチャンスですから、それを絶対にモノにしてほしいですね。
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