こちらの企画で、みなさんからご応募いただいたチームを紹介する記事です。記念すべき1チーム目は九州シーホース。
紹介順は「作者」→「チーム構成」→「チーム紹介文」→「注目選手」の順。
チーム紹介文は筆者が一から考えています。これも募集しておけばよかった…………。
紹介文について、事実誤認の部分や失礼な表現がありましたら、作者の方に限りではありますがお気軽にご連絡いただければ修正いたしますのでよろしくお願いします。
九州シーホース
作者:tibitaさん
チーム説明
福岡PayPayドームに本拠地を置くチーム。
投手陣は何と言っても、エースを張る富家隆に注目。最速163キロの唸りを上げる豪速球と、切れ味抜群で曲がり幅が非常に大きいパワーカーブで三振を量産する様はまさにエースに相応しい能力の持ち主。先発陣はほかにキレのあるスライダーが武器の鴬塚音羽、中国出身で最速157キロの快速球が光る土赤龍らが控え、波に乗れば手が付けられない。救援では抑えの雨宮朗太が切れ味抜群の高速スライダーを武器にマウンドを締めれば、その雨宮に繋ぐ8回はセットアッパーの青山葵が最速159キロの豪速球を武器にして務め上げる。
野手陣に目を向けると、打線は切り込み隊長を務める中堅手の犬神宰嗣は球界でもトップクラスの俊足と守備範囲を誇り、一度塁に出せば誰にも止められない。その犬神を置いて、クリーンナップには広角に打ち分ける3番の海老根天、勝負強さには自身のある4番のエライジャ・シャーク、左投手には滅法強い5番の虎谷三四郎が犬神をホームへ還していく。守備は二塁手・兎澤雪花と遊撃手・馬渡翔太郎、そして前述の犬神でセンターラインは堅い。全体的に若い選手が多いため、将来が楽しみなチームだ。
注目選手
富家隆
上述したように、最速163キロを誇るストレートの球質は球界随一。これに変化量の大きいパワーカーブを混ぜられれば、ちょっとやそっとの打者では太刀打ちできないでしょう。問題は「一発」「四球」「乱調」と詰めの甘さが垣間見え、そして「調子極端」と波が大きいところ。まあ、それを補って余りある本格派のピッチングはこれらがあったところで関係ない気もしますが…………。
雨宮朗太
最速153キロの速球はさることながら、切れ味抜群の高速スライダーをコントロール良く投げ込んで相手打者から三振を量産する、シーホースの絶対的クローザー。「対ピンチB」を持っているようにピンチに強く、左右の揺さぶりを仕掛けられれば打者は苦戦必至でしょう。対戦するチームとしては、この雨宮が出てくる前になんとかリードを保っておきたいところ。
イライジャ・シャーク
勝負強さは折り紙付きで、内角低めにツボがあり引っ張ればどこまでも飛んでいくような打球を飛ばす様は、まさに理想の4番。「調子極端」持ちで「固め打ち」「ダメ押し」もあるので、波に乗れば相手投手陣を破壊し尽くせるような脅威があるのが魅力。今回はセ・リーグに編入したので守備面で不安は残るものの、それをカバーするだけの打撃成績は残せそう。
犬神宰嗣
巧みなバットコントロールでひとたび塁に出れば、相手を置き去りにする異次元のスピードでグラウンドをかき回す、理想形のトップバッター。その俊足は打撃面だけでなく、守備でもそれを生かし広い守備範囲でセンターラインをガッチリ固める。攻守ともに期待したい選手です。走力Sで「盗塁A」持ちなので、盗塁王争いにはきっと絡んでくるでしょうから、楽しみであり敵からすると厄介な選手です。