※この記事に登場する人物、団体等はすべて架空のものです。ご注意ください。
経歴：延岡第一高→祥愛大→大阪ゴールドモンキーズ(2024年ドラフト6位)
<寸評>
内角をツボを持つスラッガーでありながら俊足で外野手を守ることも出来る、新世代の攻撃型内野手。高校時代は2年夏に甲子園出場を経験し、通算で44本塁打をマーク。大学時代も主砲として活躍を見せ、公式戦通算17本塁打を放った。打撃、守備ともにまだ粗さが残るのが課題だが、それを補って余りある攻撃的なプレースタイルで打線の中軸を担い、勝利に貢献する。
では能力です。
<筆者メモ>
野手をドラフトで指名する時に一番の理想は「走攻守三拍子揃った選手」を獲ることだと思いますが、そんな選手はそうそう転がっていないので(成功が確約できるレベルならなおさら)、潰しが利く「身体能力の高い選手」や「守備力の高い選手」が一般的には好まれるんだと思います。打撃一本槍の選手はその辺りがリスキーなので、ドラフトではあまり高順位で指名されない…………のは現実のNPB2023年ドラフトが典型だと思います。島津はまだ足もあるからいいですけどね。
で、名前の読みは「しまづ・ただまさ」。ものすごく戦国大名島津氏を感じさせる名前だし、実際その名を名乗っていた武将もいましたが(のちに改名している)、出身地が大阪府なのは「島津氏の本拠・鹿児島県において未だに『島津』姓は恐れ多い」、「仮に末裔だとしても都合よく鹿児島県に住み続けているとは限らない」あたりが理由。実際に「島津」姓の分布は鹿児島県には少なく、東京都・大阪府・神奈川県・兵庫県の順に多いです。あと「賢」は戦国時代～安土桃山時代の人名だと「かた」と読ませることが多いですが、「ただかた」では固すぎるかなと思って「ただまさ」にしました。どちらにしても初見では読みづらかろうと思います。
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