西清孝
ポジション:投手
経歴:東灘高→南海ホークス、福岡ダイエーホークス(1985~1990)→広島東洋カープ(1990~1993)→横浜ベイスターズ(1994~1999)
通算成績:125登板 2勝5敗0セーブ 128.1投球回63奪三振 防御率4.84
再現年度:1997年
再現年度成績:58登板 2勝2敗0セーブ 53.0投球回30奪三振 防御率2.55
三重県出身選手の第2弾は、知る人ぞ知る投手であろう西清孝。
三重県出身ではあるものの、高校は兵庫県の東灘高出身。高校ではエースとして活躍し、南海ホークスへ入団テストを経てドラフト外でプロ入りします。
二軍ではホークス、カープの2球団でともに活躍。最多勝を獲るほどの実力はあったのですが、一軍では膝の故障などもあって活躍の機会に恵まれず、1987年に一軍デビューを果たしてから1993年までの7年間で一軍登板はわずか11試合のみ。1993年に広島東洋を戦力外となり、横浜に移籍した時も選手登録ながら実際は「打撃投手」としての入団でした。
それでも西は打撃投手ながら現役復帰のために全力で投げ続け、翌1995年に晴れて名実ともに現役復帰。二軍でリリーバーとして活躍すると、1996年には3年ぶりの一軍登板を含む22試合に登板。1997年には自己最多58試合に登板し、防御率2.55をマークして、プロ13年目にして初めての勝利投手にもなりました。
1998年は敗戦処理としてチーム38年ぶりの優勝に大きく貢献、翌1999年に現役を引退しました。
西はその人柄のよさでファンからの支持を集めていた選手で、彼の現役当時はインターネットの黎明期ながら応援サイトが立ちあげられていたほど。
10年以上日の目を浴びなかった選手が、ひたむきに誠実に、檜舞台に立ったその物語を語ることが出来るのも、プロ野球の醍醐味のひとつでしょうね。
<査定あれこれ>
能力全体→基本的にはパワプロ5、パワプロ'98開幕版を参考にしました。しかしそのまま当てはめるのでは成績通りの査定と言えなくなるので、けっこう強くはしています。
特殊能力→球速が遅いため、球速安定やノビCでリカバー。緩急○は完全にイメージですが、これだけ盛ってもこのステータスでは2点台行くかどうかそれでもギリギリだと思います。しばらくペナントは回さないからわからないですが……。