東海ちなヤクの巣@パワプロと大相撲番付予想

スポナビブログから引越し。スポナビブログ時代は、プロ野球(東京ヤクルト)を中心に、大相撲の話もちょろっとしてました。はてなブログでは、パワプロと大相撲(番付予想)を中心に展開していきます。

大相撲令和6年夏場所感想・令和6年名古屋場所番付予想

横綱照ノ富士横綱の威信をかけ、大関陣は琴ノ若が祖父の四股名を受け継ぎ「琴櫻」と改名。カド番で迎えた霧島の再起や、横綱昇進を目指す貴景勝・豊昇龍の活躍が期待された夏場所はしかし、先場所以上の波乱を見せます。
初日は横綱大関5人が揃って敗れる、前代未聞の事態。直後に照ノ富士貴景勝が休場し、カド番の霧島も絶不調で6日目までに1勝5敗。7日目からは休場し、大関からの陥落を余儀なくされました。
そんな荒れに荒れた夏場所を引っ張ったのは、通算7場所目の新小結・大の里。大の里は初日に照ノ富士を破るとその後も大関陣を次々と撃破、一時は湘南乃海に単独先頭を許すものの、その湘南乃海を14日目に破るなど終盤には優勝争いの単独先頭に立ちます。千秋楽は今場所好調だった阿炎を立ち合いからかっぱじいて押し出し、12勝3敗で初優勝。幕下付出からの所要7場所は輪島の15場所を大きく塗り替え、先場所の尊富士に続く新鋭の台頭を印象付けました。




番付予想、まずは幕内。

大関はカド番の霧島が実質負け越しで陥落し3人体制。関脇はその霧島と、勝ち越して維持する阿炎・小結で12勝を挙げた大の里で同じく3人体制になるでしょう。小結は大栄翔と平戸海の2人になると思います。
平幕に関しては、実は皆勤した役力士は全て2ケタ以上勝っていて、その煽りを食う形で平幕上位の力士はほとんど負け越しています。いわゆる「エアーポケット」になるので、中位で勝ち越した力士は軒並み引っ張り上げざるを得ないんじゃないかなと。あと竜電と欧勝馬は東西逆ですね(画像ミス)。
入幕は武将山、遠藤、千代翔馬、輝、若隆景と予想。先場所優勝しながら今場所は怪我で全休した尊富士に関しては十両陥落も考えられると思いますが、十両から幕内へ上がる力士が上記5人で収まりがいいと思うので(これについては後述します)、それなら尊富士は「下げなくていいのでは…………?」となった結果です。さすがに先場所の優勝力士が、全休してすぐ十両に陥落するのは具合が悪い。今場所そもそも落ちない地位まで上げるべきだったとも思いますが。



続いて十両

入幕力士については、他に新十両ながら13勝を挙げた阿武剋も候補には上がると思います。ただ星としては筆頭止まりでも違和感がないのと、十両に下がる力士の星数を勘案したら、むしろ2枚目までになりそうな気はします。
十両は休場を挟んだ力士が多く負け越しの人数が多いので、こちらもエアーポケットが生じがちです。ただこの辺りは毎度毎度正解が分からない。
十両昇進は上位で全勝優勝した藤青雲が復帰、嘉陽と生田目が新十両と予想。本来なら木竜皇も上げたい星ですが、これは陥落する力士との兼ね合いで致し方なしか。その幕下は好成績力士が5枚目までに詰まりがちで、西十両13枚目で4勝11敗の千代丸が6枚目以降に下がってもおかしくないし、西幕下6枚目で勝ち越した若碇が半枚しか上がらなさそうだったりの「煽り」は食いそうです。