東海ちなヤクの巣@パワプロと大相撲番付予想

スポナビブログから引越し。スポナビブログ時代は、プロ野球(東京ヤクルト)を中心に、大相撲の話もちょろっとしてました。はてなブログでは、パワプロと大相撲(番付予想)を中心に展開していきます。

大相撲令和5年九州場所感想・令和6年初場所番付予想

先場所優勝した大関貴景勝の「綱取り」が期待された、今年最後の本場所となる九州場所。その貴景勝は初日から3連勝したものの4日目に平幕明生に不覚を喫し、その後も波に乗れず優勝争いからはフェードアウト。勝ち越しはしたものの、来場所の横綱昇進が消えてしまいました。
優勝争いは9日目の時点で返り入幕の一山本が単独トップ。それを大関の霧島・豊昇龍、関脇琴ノ若、平幕では先場所も優勝争いを演じた熱海富士と新入幕の美ノ海が追う構図になります。そのうち一山本は後半から上位に当てられて苦戦したものの、最終的には11勝を挙げて敢闘賞を受賞する活躍を見せました。
最終的に優勝争いに残ったのは大関霧島と平幕熱海富士。14日目の直接対決で霧島が大関の貫禄を見せて熱海富士を破ると、千秋楽は熱海富士が琴ノ若に敗れたことで霧島の優勝が決定。霧島は千秋楽結びの一番で貴景勝に勝ち、13勝と言う立派な成績で花を添えました。
来場所に向けて、霧島は当然「綱取り」がかかります。大関昇進直後に怪我を負いながら、先場所・今場所と役割を果たした霧島が所要4場所で頂点に登り詰めるかが注目されます。その他にも新大関候補の最右翼に立った琴ノ若、2場所連続で優勝争いに最後まで絡んだ熱海富士の躍進などにも注目が集まります。



 

番付予想、まずは幕内。

横綱大関は変わらず、関脇は若元春の陥落で琴ノ若と大栄翔のふたり。小結は髙安が復帰し、宇良が新三役を掴み取りそうです。平幕筆頭は翠富士と熱海富士が有力か。
今場所は小結から平幕上位にかけて負けが混んだ分それらの力士が下がるのと、星数の勘定からして三役の数が1人減るので、平幕中位あたりは組むのに苦労しています。例えば西9~11枚目の平戸海、玉鷲、剣翔は本来9勝6敗で3枚上がる成績なんですが、置き所がなかったので割を食う形になりました。多分現場の審判部はいい塩梅を見つけて置くと思うんですけどね…………。
入幕は琴勝峰、武将山、島津海、碧山、大の里と予想。幕内と十両の入れ替えは悩まないと思います。後述する十両⇔幕下に比べればよっぽど。



続いて十両

今場所からは幕下5枚目まで(今回は試験的・試運転)も付け加えておきました。
上位は特に悩まなかったものの、下位がえらいことになっています。と言うのも、今場所の十両下位(後半の8枚目以下)で勝ち越したのは時疾風・高橋・志摩ノ海・紫雷・朝紅龍の5人だけ。彼らは固まって似た地位で同じ成績を残したのでこれを予想するのは簡単でしたが、負け越した力士の処遇ですよね…………。陥落相当が実際に予想した千代栄、貴健斗、伯桜鵬、欄外(つまり6枚目以下の予想)の日翔志、東龍のうち、はっきり「陥落」と言えるのが実は伯桜鵬・日翔志・東龍だけ。1点負け越しの千代栄は半枚ずらす、貴健斗も可能性はまず低いとはいえ「残す」と判断されたら納得出来なくはない位置なのです。
今場所の幕下上位は東西筆頭で勝ち越した白鷹山・尊富士は昇進確実で、陥落候補が多いから5枚目以内で勝ち越した欧勝海・栃武蔵・對馬洋もだいたいは確実。ここ最近の審判部が「6~15枚目は全勝しないと十両に上げない」方針を持っているように思う中で、陥落予想の5枠が5枚目以内で勝ち越した5人で埋められる以上は「ここで打ち止め」だろうと考えます。純粋な星勘定だと千代丸、天空海、天照鵬もやむなしではあるのですが、この方針と最近の「この手の十両力士」の扱い方を考えれば、無理に最大8枠まで増やすことはしなさそうです。
あともうひとつ言及すると、十両内での扱い方はこれもここ最近「十両で勝ち越した力士>幕下から昇進する力士>十両で負け越したけど幕下には陥落しない力士」の順で組んでいるように思うので、なんかアンバランスなことになっています。6人も滞留してしまったせいで幕下から昇進する力士の位置が高くなっていますが、最近の原則を考えるとこうせざるを得ないのかなと。これは予想しておきながら「こうなって欲しくない」とは思っています。こうしないと置き所がないっちゃないんですが…………。
幕下上位に関しては初めて予想をするので、適当になっているのはご容赦。メンツがカオスと言うか楽しみと言うか、そうなりそうなのは今から言えるとは思います。



最後にお知らせを2点ほど。
まず勝手な宣伝なのですが、普段相撲界隈でお世話になっている横尾誠さんが「2023年MVP力士投票」を実施しておられますので、よろしければ是非。
(ただしアポを取らず勝手に書いているので、もしダメそうならここは消すかも…………)

docs.google.com

概要は↓こちら。


それと大相撲関連でもうひとつ。
現在進行形で作成しているパワプロの「架空野球シリーズ」が今年中に終わる(予定な)ので、次回作の「2024」が発売されるまでに企画モノを3発ほどやろうかと思っています。
1月は「2006年の東京ヤクルトスワローズ」、3月は「うちの子+架空野球シリーズの2024年度新加入選手」の予定で(詳細は後日)、2月は「大相撲」とします。
「なんのこっちゃわけわからん」と思いますが、パワプロ界隈では稀によくある「野球関係ないアニメやマンガのキャラクターをパワプロで作成する」系のアレを、筆者は大相撲でやろうと言うことです。これも詳細は後日説明しますが、今回は白鵬最後の優勝となった令和3年名古屋場所を選んでやります。乞うご期待。