今年の夏場所は緊急事態宣言の影響で3日目まで無観客での開催。場所中も大関朝乃山と平幕竜電のスキャンダルが報じられるなど、とにかくファンにとっては翻弄されたイメージのついた場所だったと思います。
それでも、優勝戦線には照ノ富士、貴景勝という2人の大関がしっかりと残り、最後は優勝決定戦の末に照ノ富士が連覇で4回目の優勝を果たしました。照ノ富士の復活ストーリーはいよいよ大詰めを迎えそうな雰囲気で、次回は恐らく綱取りとなるでしょう。照ノ富士と貴景勝、お互いの健闘を称えつつ、久しぶりの地方開催となりそうな名古屋場所を楽しみにしたいと思います。
番付予想、まずは幕内。
まず横綱は白鵬一人なので動かず、大関は東の正大関に優勝した照ノ富士が来ると予想。三役には若隆景と明生が上がると思います。
平幕は両筆頭に今場所成績を残した遠藤と、西6で9勝6敗の逸ノ城が来るはず。そして今場所も上位がエアーポケットとなる中で、琴恵光がジャンプアップすると予想します。
入幕は恐らく千代ノ皇、宇良、徳勝龍、そしてラッキー昇進感は否めませんが豊山となるのではないでしょうか。
続いて十両。
こちらは今回も自信が全くありません……。
幕内から陥落する休場者をどこに置くかは悩みどころで、今回は明瀬山が東5、翠富士が西7、スキャンダルを起こした竜電は見積もりより少し下げて東8と予想します。
そして再十両は阿炎、魁勝、矢後。新十両は荒篤山で計4人になると思います。