3月30日、今日からペナントレース開幕です。
今年は特に開幕に向けて精神が高ぶるとかそう言うことはなかったんですが、いざ始まってみるとやはりテンションがハイになるのが野球ファンの性ですかね。
先にこのブログの更新方針を述べておくと(そんな大した話ではありません)。
今季、プロ野球の記事に関しては昨季スポナビブログ(一応、過去ログを漁ればこちらでも閲覧できます)でやっていたことをそのまま繰り返すつもりです。
それとは別に、スポナビブログでは恐らく出来なかったであろうこととして「実況パワフルプロ野球」シリーズで作成したオリジナル選手、またはOB選手をぼちぼち作って選手紹介とともに更新しようと思います。
作成する選手に関しては、オリジナル選手は端的に申し上げますとこちらで作っている筆者のオリジナルチームの選手のことを指します。パワプロのオーペナで回す用のオリジナルチームを今季は2チーム作成する予定です。
そしてOB選手は、大きく分けて「東京ヤクルトスワローズOB(国鉄・サンケイ・アトムズ時代を含む)」、「三重県出身のOB選手」、「愛媛県出身のOB選手」の3カテゴリに分けて更新する予定。こちらは「パワプロ2018」発売か筆者の購入後に改めて紹介して、更新していく予定です。
それでは、本題の開幕戦、そのレビューへ参りましょう!
記念すべき2018年ペナントレース開幕戦。その開幕スタメンとボックススコアが以下の通りです。
<開幕スタメン>
1(二)山田哲人
2(右)山崎晃大朗
3(左)バレンティン
4(中)青木宣親
5(三)川端慎吾
6(一)坂口智隆
7(遊)廣岡大志
8(捕)中村悠平
9(投)ブキャナン
<ボックススコア>
ヤ|203 000 011|7
横|000 100 020|4
(ヤ)○ブキャナン(1勝)ー石山泰稚ー秋吉亮ーカラシティ
(横)●石田健大(1敗)ー三嶋一輝ー国吉佑樹ー田中健二朗
本:川端慎吾(3回1号2ラン)、ロペス(4回1号ソロ)、宮崎敏郎(8回1号2ラン)
試合は初回、1番山田哲人のショートゴロを、FAで移籍した大和がエラーしてランナーが出ると、そのまま盗塁に成功。得点圏にランナーを置いて、さらに四死球で満塁にして6番坂口智隆が先制のタイムリーヒット。幸先よく2点を先制します。
ブキャナンは立ち上がり、ヒットは許すものの無失点。2回も三者凡退で占めると、3回は四球を選んだ山崎晃大朗を塁に置き、5番川端慎吾が復活をアピールするチーム初本塁打、2ランホームランを放ってリードを4点に広げます。さらに坂口が続き、廣岡大志の二塁打の間に相手の悪送球も絡んでさらに1点を追加しました。
序盤に関しては、どうしても先制点が欲しかったところを初回に満塁のチャンスを作り、そしてモノにしたところ。そして3回の川端のホームランと、試合の流れとしては完璧だったこともありますが、「満塁で点が獲れた」こと、川端のホームランが「らしい」当たりだったこと、この2点だけでもポジティブな部分が見られたと思います。
中盤の4回に入り、先発のブキャナンはロペスにソロ本塁打を浴びて点差を4点に詰め寄られるものの、後続は断って最少失点に留めます。その後東京ヤクルト、横浜DeNAともにランナーを出しますが決めきれませんでした。特に6回裏、筒香嘉智と宮崎敏郎にヒットを許し1死1・2塁とピンチを迎えた場面はひやひやしながら見ていましたが、後続の戸柱恭孝はセカンドフライ、神里を三振に切って取ってピンチ脱出。このシーンでブキャナンが吠えたのは印象的だったと思います。
終盤、東京ヤクルトは継投策に入り、7回は石山が登板。桑原将志に長打を許すものの、安打はその1本に抑えて無失点で終えます。
すると8回、先頭で守備固めとして途中出場の藤井亮太がヒットを放つと、山﨑四球で得点圏にランナーを進め、青木宣親が復帰初安打となるタイムリーヒットで6点目。リードを5点に広げました。裏の守備では3番手として登板した秋吉亮がロペスに2ランを浴びてしまいますが、それでも後続は断って3点差に抑えます。
9回は坂口二塁打、廣岡バントで1死3塁のチャンスを作り、中村悠平がきっちりと犠牲フライを放って7点目。リードを4点に再び広げます。その裏はカラシティが来日公式戦初登板を4球で締めてゲームセットとしました。
総括として、まず開幕戦で勝てたことがなにより。開幕戦勝利は実は去年もやっていることではありますが、何より幸先がいいのは何よりです。
試合そのものに関しては、横浜DeNAがセカンド倉本寿彦、ショート大和の布陣を敷いていたことに助けられた印象が無きにしも非ず。特に3回の廣岡の打席では、廣岡がセカンドとライトの間に打ち上げた打球を倉本が追いすぎ、ライトの神里とお見合いしてポテン。その後の神里の悪送球が5点目を呼んだわけですが、悪送球はともかくとして連携がまずかった部分、慣れていない部分は割とあったと思います。
それらを除けば、打線は概ね結果を残していたし、投手陣もまずまず。不安要素を挙げるなら山田と秋吉くらいかなとは。それらを除けば、この調子で行ければいい線行くかな、と言った感じです。
ただ少し気になったのは、中盤から終盤にかけてバントを試みた場面があったこと。具体的には8回の山崎の第5打席(結果は四球)と9回の廣岡の第5打席。
8回の山崎は山田を走者に置く4点リードの1死1塁で、これはセーフティ気味でピッチャーに動揺を誘うタイプだったので、結果だけ見ればこの後に青木の適時打が生まれている分結果オーライと言えば結果オーライ。実際にはバントを強行せず四球を選んでいて、状況証拠でしか語れないのでこれに関しては「結果オーライ」でポジって終わり。
ただ、9回の廣岡は3点リードとはいえ無死2塁での場面だったので、廣岡の将来目指すべき姿と展開を考えれば打たせてもよかったはず。こちらはこちらで次の中村が犠飛を打って点に結びついているので結果としては◎ですが、「選手の育成」と「目先の勝利」のどちらを取るかを考えるいい教材になりそう。筆者としては、9回のカラシティという結果論を除いてもやっぱり打たせたほうがよかったと思います。
ともあれ、開幕戦に勝利して気分が乗ったところで、次はカード勝ち越しを賭けた2戦目に臨みます。
試合レビューはさすがに開幕戦しかやりませんが、追える限りは試合を追っていきます。今年、残り142試合を戦い抜いた先に何が待っているのか、今はもう楽しみしかありませんね。