1年の最初を飾る初場所は、関脇御嶽海が3度目の優勝を飾る結果となりました。後述しますが、恐らく御嶽海は来場所大関へと昇進することになるでしょう。
しかし見逃せないのは、優勝争いを御嶽海とともに引っ張った横綱照ノ富士と、平幕の阿炎や豊昇龍、阿武咲と言った上位でも好調で大関・三役を脅かした若手の力士が場所を大いに賑わせたこと。初場所は熱戦が多く感じられましたし、本当に面白い場所を見させてもらったな、と思います。
番付予想、まずは幕内。
まず大関ですが、東の正大関は正代。西に貴景勝。そして西の2番目に新大関の御嶽海が来るはずです。これは慣例の問題。
今場所は平幕の上位でも大勝ちした力士が多いので、三役が渋滞しますね。筆者が審判部なら小結を4人にして豊昇龍と阿武咲を上げてあげたいんですが、よっぽどのことがない限り小結を4人にしないとは思うので、筆者は整合性を取ろうとして思い切って宇良を三役に上げました。でも、たぶん実際は宇良の三役はないと思います(予想と書いておいてそれはどうなんだって話ですが)。どっちにしたってどちらかを立てればどちらかが立たずで整合性は取れないので、誰かが泣きを見ることになるんでしょうね。
入幕は琴勝峰、錦木、荒篤山、輝と予想。一山本は本来残る星ではないですが、上げる力士がいないので幕に残ると予想します。
続いて十両。
十両は相変わらず難しいです……。
初場所は中位で負け越した力士が多いので、北の若と平戸海は8勝7敗でしたが吸い上げられそうな気がします。
再十両は竜電、新十両は熱海富士、島津海、貴健斗、栃丸と予想します。