東海ちなヤクの巣@パワプロと大相撲番付予想

スポナビブログから引越し。スポナビブログ時代は、プロ野球(東京ヤクルト)を中心に、大相撲の話もちょろっとしてました。はてなブログでは、パワプロと大相撲(番付予想)を中心に展開していきます。

大相撲令和5年初場所感想・令和5年春場所番付予想

1年初めの初場所は、大関貴景勝がその地位の意地とプライドを見せての優勝となったと思います。
大関で復帰を賭けた関脇正代が6勝9敗で大関復帰に失敗し、先場所関脇から陥落した御嶽海も苦しんだ中、ただ一人大関を維持している貴景勝。今場所は序盤に1敗を喫し、優勝争いの先頭を平幕の阿武咲に許したり、新鋭の琴勝峰に並ばれたりしながらも、その阿武咲を下し千秋楽結びの一番では琴勝峰を破りました。残念ながらと言うか、先場所優勝同点(これが優勝に準ずる成績)の次の場所で12勝3敗となったことで「綱取り」はなりませんでしたが、次の春場所は明確に「綱取り」がかかる場所になりました。地元関西の春場所で、綱取りに挑みそして成就する姿を見たいものです。
また、今場所は元関脇隠岐の海の引退、ベテラン力士の髙安や栃ノ心が怪我による休場に追い込まれて世代交代を感じさせる一幕がありながら、、関脇で大関昇進を狙う若隆景と豊昇龍の苦戦など、考えさせられる事柄も多かった場所だと思います。そんな中で小結霧馬山の躍進や、それこそ琴勝峰の優勝争いなど明るい材料もあるはず。それを楽しみに、春を待つこととなります。


番付予想、まずは幕内。

まず三役は、筆者は「キリがいいから」と言う理由で先場所と同じ4関脇4小結にしました。が、小結で9勝の若元春は無理に上げなくてもいい星和なので、ここは意見が分かれそうです。4関脇なので昇進は霧馬山と若元春、それで空いた分の4小結は大栄翔、翔猿、玉鷲が昇進と予想。
入幕に関しては、これが意見の相当分かれるところだと思います。まず十両西筆頭で勝ち越した武将山と金峰山は「確実」。その他に候補となるのが北青鵬、大翔鵬、十両優勝の朝乃山だと思いますが、筆者は隠岐の海引退の分と十両陥落が3人、合わせて4人を昇進に当てる枠と考え、ここで朝乃山は泣いてもらう形に予想しました。過去の例からしても北青鵬、大翔鵬、朝乃山とも上がっていい星で、しかも「朝乃山が絡む」ので、ここは何があっても揉めることになりそうです。他の方の番付予想を見て、三役を3関脇4小結にしたら朝乃山も十分入幕出来る、みたいなことは見ましたが。



続いて十両

十両に陥落する中で、休場した栃ノ心逸ノ城の陥落幅は甘め。上述の朝乃山は、十両に留めるなら東筆頭に据えた東白龍との兼ね合いもあると思いますが、筆者は西筆頭と予想します。
十両への昇進4枠は、これも迷うところ。そもそも4枠になるのかと言う話もあって、3枠になると照強を残すパターンもありそう。3枠であっても幕下東筆頭で勝ち越した玉正鳳の新十両と2枚目で勝ち越した友風、徳勝龍の再十両はほぼほぼ確実と言えそうですが、こうなると幕下15枚目格付出で全勝優勝した落合の扱いが難しい。この「幕下15枚目格付出の全勝優勝」は、下田(のちの若圭翔)が同じことをやって翌場所十両に上がれなかった前例があるので、恐らく3枠(=照強残し)なら落合は4番手扱いになると思います。ただ今場所は枠があるので、無理に上げない理由はないはず。朝乃山も含めて、この辺りは審判部の見解を待つこととなります。