東海ちなヤクの巣@パワプロと大相撲番付予想

スポナビブログから引越し。スポナビブログ時代は、プロ野球(東京ヤクルト)を中心に、大相撲の話もちょろっとしてました。はてなブログでは、パワプロと大相撲(番付予想)を中心に展開していきます。

大相撲令和元年夏場所感想・名古屋場所番付予想

「令和最初の本場所」となった2019年の夏場所は、平幕朝乃山が12勝3敗の成績を上げて平幕優勝を飾り、そして関脇に陥落した栃ノ心が10勝を挙げて特例での大関復帰を決めた場所になりました。
千秋楽には「令和初の国賓」として来日したアメリカ合衆国ドナルド・トランプ大統領が、安倍晋三首相とともに(首相夫妻・大統領夫妻の)4人で最後の五番を観戦。トランプ大統領から贈られたアメリカ合衆国大統領杯を、朝乃山が初めて抱くことになりました。

とは言え、新大関貴景勝はケガで休場し、翌場所はいきなりのカド番。また十三日目、優勝争いを大きく左右した朝乃山ー栃ノ心戦の「誤審騒ぎ」もあり、大相撲の在り方と将来を考えると「この先どうなるのか」、と言った不安を抱かせる場所でもありました。
起こった誤審はもう取り返せないので仕方ないとして、この誤審から何を学び、何を変えるのか。優勝争いという意味では、千秋楽の取り組みをいつもと違う「十四日目すべての取り組みを終えてから決めた」という興味深い決定もありましたが、朝乃山と横綱大関陣が結局豪栄道しか当たらなかった組み合わせの問題もありますし、「令和初の本場所」が与えた意味を協会もファンも考えて、次の本場所、そして将来へ繋がなければいけないと思います。



さて番付予想は、このブログでは本場所までの1年間、計6場所を「練習」として予想しましたが、今回からはその「練習」を外します。
これ自体はあくまで個人的なモノですが、それを踏まえた上でのイチ予想となります。

 
まずは幕内。

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まず役力士は、大関栃ノ心が復帰する程度で大きく変わらないと思います。
関脇と小結が、御嶽海はまず確定としてあとは誰を置くかが予想の分かれ目でしょうか。筆者は、10勝を挙げた西3の玉鷲を西関脇に、小結は西4で10勝の阿炎と西5で同じく10勝の竜電を予想。平幕優勝の朝乃山は、西8枚目で12勝、かつ当たった相手を勘案すれば東筆頭が収まるべき場所だとは思います。朝乃山がこれから先力をつけてさらに成長すれば、仮に来場所東筆頭で留まったとしても、誤差程度でいずれは役力士に定着すると思いますしね。

あとは……星の計算で相変わらず平幕は苦労するんだけど、その中で入幕力士は十両優勝貴源治と、十両上位で勝ち越した琴勇輝、豊ノ島と予想します。十両上位で、あまり上がりそうな強い星の力士もこの3人くらいしかいませんでしたからね……。



そして十両

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幕内からの陥落は徳勝龍、石浦千代翔馬と予想。幕内下位で3点以上負け越した力士が多い中で、十両から上がる力士との兼ね合いを考えるとここに落ち着くかな、とは思います。
十両内での上昇・下降は毎度悩んでいる気もしますが、この辺りは1年経ってもうまくつかめる気はしません……。

そして十両への昇進は、再十両は幕下優勝の貴ノ富士。新十両竜虎、一山本、木崎海、琴鎌谷の、計5人と予想しました。
これは十両から幕下に陥落するのを、全休の千代の国と白鷹山、そして十両下位で負け越した彩、美ノ海、青狼と予想して5枠空いたため。彩は微妙なラインだとは思うし、琴鎌谷もこの先若いから今ここで無理に上げなくともも……と思うことは思いますが、星の単純な計算をすれば5枠の入れ替えになるのかな、とは思います。おそらく確実なのは、兄弟の関係である美ノ海(兄)と木崎海(弟)が入れ替わって、番付として逆転することでしょう。過去に美ノ海と木崎海の番付で、木崎海が上だった時期があるのかどうかは、たぶんデータ系のブログでやってくれると思うので自分では調べませんが……。

あとは、仮に琴鎌谷まで上がった場合は琴鎌谷が、もしくは木崎海が昇進が決まった時に改名するのかな、というのが筆者の関心のあるところですかね。琴鎌谷は、もうそろそろ「琴の若」にしてもいいと思いますが果たして。



最後に雑感。
Twitterプロフィールでは書いているんですが、筆者が一番好きで応援している千代の国が、ケガによる休場を重ねて来場所はいよいよ幕下に陥落してしまうのが、筆者としてはとても残念です。でも千代の国とケガは切っても切り離せない(=一生付き合っていくもの)だろうし、とにかく今は一刻でも早く完治して、再び土俵上に戻ってきてくれることを願っています。
そして十両に、さらに幕内に戻った時に、筆者としては今場所新入幕で10勝を挙げた同じ三重県出身の志摩ノ海と、「三重県出身力士同士の対決」を見たいですね。