本日2月25日、大阪場所の番付が発表されましたので。
↑これの答え合わせをします。
凡例は以下の通り。
赤字→予想が的中した力士
青字→半枚のみズレていた力士
黒字→1枚以上ズレていた力士
黄背景→新入幕・再入幕、新十両・再十両
まずは幕内。
正答率は52.4%、ニアピン率は64.3%。正答率は前回(諸事情あって九州場所)
と同じでしたが、ニアピン率が下がりました。
個人的に答え合わせ中で「???」となったのは大栄翔と千代大龍。初場所は千代大龍が大栄翔のちょうど1枚上で、星数は同じ8勝7敗でしたが、審判部は大栄翔を5枚上昇、
千代大龍は1枚のみの上昇と判断しました。どちらも当たった力士は幕内中位の前後なので、ここでこれだけの差をつけた意味は筆者はわかりません。きっと当たった力士の番付だけでなく、「中身」を見ての判断だろうと思うのであまり言う気もないですが……。
あとは、予想の時点で言っていますが「上位の隠岐場所が難しい」と言っていたのがそのまま当たった感じ。まあ今回は、地味に下位も外しまくっていますがね……。
その下位、関取の枠が3枚空いた影響で今場所は5人の幕内昇進力士が生まれました。このうち新入幕は友風、照強、大翔鵬の3人、再入幕は豊ノ島と石浦の2人。その中でも、豊ノ島は平成28年7月場所以来16場所ぶりの幕内復帰、そして友風は所要11場所で4位タイのスピード出世となっています。今場所はその5人に注目してみたいと思います。
続いて十両。
正答率35.7%、ニアピン率71.4%。一応前回よりは上げました。
NHKの実況中継で北の富士が言っていたか、十両優勝の志摩ノ海に関しては「幕内に上げても……」とも思ったんですが、先場所の番付と星数を考えれば東筆頭が座りはいいと思います。別の言い方をすれば、「先場所の活躍がフロックでなければ、5月場所は新入幕」という捉え方もできるでしょう。三重県民の筆者としては、千代の国との「三重県出身力士同士の対決」を見たいんですが、そこは千代の国が先場所痛めた膝の回復次第……情報がないけどどうも厳しそう……なのでなんとも。戻って来れば、可能性はなくはないんですけどね。
あとは……、十両は毎度難しいのでうーんうーんと悩んでいる気もしますが、にしてもニアピンが固まっていますよね。この辺りは、一人で好き好んでやっている番付「予想」と、複数の審判委員が話し合って決めている番付「編成」の違いなので、たぶんそこの差なんだろうな、と思いますが、これは番付予想をやってみて思うけど「人間の決めることを予想するのは難しい」で結論付けられる気がします。