東海ちなヤクの巣@パワプロと大相撲番付予想

スポナビブログから引越し。スポナビブログ時代は、プロ野球(東京ヤクルト)を中心に、大相撲の話もちょろっとしてました。はてなブログでは、パワプロと大相撲(番付予想)を中心に展開していきます。

大相撲平成31年大阪場所感想・夏場所番付予想練習⑥

体調不良が続いて、番付予想の更新が伸びてしまいましたが、やるのはやっているのでお披露目します。
大阪場所は「平成最後の大相撲」。白鵬が、その平成最後を締めくくる全勝優勝を達成して「未だ健在」をアピールすると同時に、貴景勝が10勝を挙げて「大関昇進確実」を勝ち取るなど、上位陣が充実していた中で新旧それぞれの実力ある力士がその力を遺憾なく発揮した、昨今上位陣がぐらついた中では非常に正統派で面白い場所だったと思います。

番付予想は、体調不良で更新に「猶予」が出来た間に他の方のを見ようとすれば出来たんですが、それをやると自分でやる意味もないな、と思ったのでカンニングはしていません。あと、来場所からは元号も変わりますが、その元号の予想もしません。漢籍に通じているわけでもないから出来ませんし(つってまぁ、「平和」とか「嵐」とか、んなわけもないだろうとは分かりますけど)。



 
まずは、幕内の予想。

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まず大関に関して、千秋楽に10勝4敗の関脇貴景勝と、7勝7敗のカド番大関栃ノ心と言う「大関入れ替え戦」のような一番が組まれて、結果貴景勝が勝って「入れ替え」の格好になりました。
大関の並び順はいつも通りやればいいとして、迷うのは「栃ノ心の置き所」。通常、大関から陥落した関脇は「関脇の一番下」に置きますが、迷いどころは関脇を2人にするか3人にするかでしょう。14勝を挙げた逸ノ城を東関脇に置くのは異論がないとして、幕内の上位で大勝ちしたと言えるのが他に東7で12勝の碧山、西8で11勝の琴奨菊くらいしかいません。碧山は何も考えなくても三役(小結)に据えて問題ないでしょうが、琴奨菊は枚数と勝ち越し点数を考えると、単純に組めば関脇までは上がらない。かと言って関脇を3人にするのに誰を持ってくる? と考えてしっくりくる力士もいないので、関脇を2枚にして西関脇に栃ノ心を置く、と言う形を筆者は採りました。実際、どういう判断を下すのかは審判部次第です。
また三役に関しては、上位が軒並み負け越しか1点勝ち越しのみだったので、小結の御嶽海と北勝富士はそれぞれ半枚降下に留めました。

そして、新入幕・再入幕の予想は志摩ノ海、千代丸、炎鵬、徳勝龍と予想。
東西の十両筆頭で2ケタ勝利を挙げた志摩ノ海と千代丸は文句なし。今場所は幕内下位でも大きく負け越した力士がいたので、その分を埋め合わせるとなると炎鵬と徳勝龍が妥当ではないか、と予想します。



次に十両

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まず、幕内から十両への降格は石浦豊ノ島豊山、千代の国と予想。
幕内下位が、本来なら「この番付でこの点数だと落ちるだろう」と言う力士が多く、かつ十両から幕内に上がる星の力士が少ないので、東15で3点負け越しの石浦、下位で負け越しが2ケタに乗ってしまった豊ノ島豊山、そして全休の千代の国、という形。
そしていつも以上に星がまごついた……東が4枚目から9枚目まで8勝7敗で並んだ力士は、空いたところに番付順に適当に突っ込んでいます。考えても考えてもしっくりこなかったので、「もうこうするしかあるめぇ」としか思えず……。その割を食う形で豊山と千代の国をガッツリ下げていますが、1点勝ち越しの価値を審判部がどこに置くかで多少2人の番付は「下がり幅を抑えられる」かも知れません。

で、十両⇔幕下の入れ替えは、昇進が彩・美ノ海・青狼、陥落が若元春・貴ノ富士・大成道と予想。この辺りは、星の並びが14日目まで1人以外わからんと言った状況でもしかしたら青狼が上がれないという不運を食ってしまいかねませんでしたが、最終的に落ち着くところに落ち着いたかと思います。