東京ヤクルトスワローズ
秋吉亮という「人物」を語る上で、読者の皆さんは何を連想されるでしょうか? Twitterで流行った「#頭のいい人と悪い人の物の見方の違い」ではありませんが、秋吉というお題ひとつでも「東京ヤクルトスワローズ」「投手」「サイドスロー」「WBC日本代表」な…
あるひとつの年代に数多くのスターが輩出されると、その世代のことを「黄金世代」という括りで語ることがあります。 プロ野球で有名なのは、清原和博・桑田真澄のKKコンビを筆頭とする1967年度=「桑田清原世代」、松坂大輔を筆頭とする1980年度=「松坂世代…
東京ヤクルトスワローズの現役最年長選手であり、16年のキャリアで積み重ねた通算156勝は現役最多。 東京ヤクルトが誇るベテラン左腕、石川雅規の今季成績は23試合に登板し4勝14敗。防御率は5.11で直近11連敗を喫するなど、今季は波に乗れずシーズンが終わろ…
Twitterのタイムラインでよく見る話題。東京ヤクルトの場合、最近は「三軍」という言葉をちらほらと見かけるようになりました。 Twitterでは様々な論点で三軍についてスワローズファンが語らっていますが、筆者も一度この記事で「現時点での考え」をまとめて…
26歳でドラフト6位指名されてプロ入りし、今季誕生日を迎えれば三十路。 即戦力投手ならともかく、本来この手の「下位指名の社会人選手」はあまり陽の目を見ません。多くは二軍で数合わせのように扱われるか、一軍で出番があってもサブプレイヤーが関の山の…
西武またも目の前で胴上げ 辻監督「またホークスと戦えるように」CS巻き返し誓う 埼玉西武ライオンズはかつて、前身の西鉄ライオンズ時代も含めて大まかに2度の黄金期を作り、優勝回数はパ・リーグ最多の21回を数えます。それに肉薄するのがきのう20回目の…
“Never too late”。 「遅すぎることはない」、という意味の英文です。 これは、9月12日にプロ初登板を果たした東京ヤクルトスワローズのドラフト6位ルーキー、菊沢竜佑の座右の銘でもあります。 菊沢は1988年5月16日生まれ。いわゆる「ハンカチ世代」のひと…
タイトルこそ過激ではありますが、実際は筆者が坂口に何らかの実害を加えたとか、そういうことはないのでご安心を(そもそも目にする機会が球場観戦以外でありませんし)。 では、この「謝罪しなければいけない」とは何を指すか、簡潔に説明しましょう。 東京…
BC福島・岩村兼任監督 有終2安打「最後まで体で示せた」 岩村明憲が引退、来季は監督専任で第2の岩村育てる 今季限りで現役引退を発表していた、プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ福島ホープスの岩村明憲選手兼任監督の引退試合が、きのう行われま…
本当はきのうのうちに書けばよかったんでしょうが、あいにくいろいろな理由がありまして書けなかったことがひとつ。 おととい、9月7日の横浜スタジアムでの横浜DeNAベイスターズ戦。この日、来日初先発を果たしたブレストン・ギルメットは、横浜DeNA打線を相…
プロ野球を「世代別」で見た時に、筆者の1個上、1994年度生まれの「大谷世代」のプロ野球選手は現在70人。今年、大谷世代の大卒ルーキーが入団したことで大きく増えたこともありますが、筆頭の大谷翔平(北海道日本ハム)をはじめとして藤浪晋太郎(阪神)、鈴木…
8月27日、神宮での横浜DeNA戦。 2アウトから連打を許し中押し点を許してしまった松岡健一は、降板後にグラブを引きちぎるように外すと、俯いたまま誰ともハイタッチせずベンチへ向かいました。 今季35歳を迎えながらここまで25試合に登板し、防御率は3.28。6…
お目覚め真中2世!燕・山崎、プロ1号「あんな打球は初めて」 いやはや、なんとも嬉しい話じゃないですか。プロ2年目の山崎晃大朗に生まれた、プロ初の本塁打。 打った時、山崎は振り抜いてはいましたがフライとしてはさほど大きくもなく、それでもキレイな…
かつて村中恭兵、増渕竜義、由規、赤川克紀の4人を指して呼ばれたのが「ドライチ4兄弟」という愛称。 2005年高校生ドラフト1巡目でスワローズに入団し、「長男」として活躍を期待された村中は、プロ入り3年目の2008年に初めて先発ローテーションに定着し6勝1…
2017年8月23日対阪神戦。 ウラディミール・バレンティンが放った27号2ランは、来日通算212本目。これまで球団記録だったアレックス・ラミレス(現横浜DeNA監督)を抜き、外国人選手では球団最多を更新しました。 バレンティンはこの2224日の阪神3連戦で2発を記…
8月23日阪神戦、この日先発だった原樹理の成績は5回5失点。2本塁打を浴びるなど7安打を許し、自身3連敗の9敗目を喫してしまいました。 6月15日対東北楽天戦で9回2失点完投を挙げてから、まる2か月以上白星から遠ざかって2勝9敗。借金7をひとりで抱え込み、今…
ここ3年のスワローズは連続で、シーズン途中で助っ人外国人選手を獲得しています。 読者の少なからざる方々が覚えていらっしゃるであろう選手は、2015年5月にBCリーグ・新潟から入団したミッチ・デニング。当時ラスティングス・ミレッジとウラディミール・バ…
数多くの目玉選手がひしめき合っていた2012年ドラフトにおいて、第1回抽選で藤浪晋太郎のクジを外した東京ヤクルトスワローズが外れで指名したのが、当時ヤマハに所属していた石山泰稚。 石山と同じ2012年ドラフトの同期には、2位で先日通算50勝を達成した小…
筆者が野球以外で好きなものを挙げるとすればいろいろありますが、そのひとつが歴史(日本史)。学生時代は、日本史だけは勉強せずとも毎回高得点を取れた記憶があります。その歴史好きの原型を作ったのが、小学2年生の頃から母親の影響で見始めたNHK大河ドラ…
8月20日終了時点での成績は、111試合で414打数101安打の打率.244、19本塁打62打点、盗塁は13個。 数字だけを見せれば、読者のみなさんはどんな選手を想像するでしょうか? 身体能力に定評のあるトッププロスペクト選手の覚醒前夜か、はたまたやや安定感を欠…
今現在のスワローズで、「エースと言えば?」と問われれば、ファンはどんな投手を挙げるでしょうか? 「んなもんいねーよ」と手厳しい声を挙げるファンもいらっしゃるかもしれませんが、恐らく3,4割くらいのファンは「小川泰弘」の名を挙げるんじゃないかな…
野球において、捕手は「扇の要」と称され、特に守備において重要なポジションとされています。 その捕手としてプロで活躍し、「名捕手」と謳われる選手も、80余年の歴史を誇る日本プロ野球に数多くいます。 その名捕手の中でも、スワローズの歴史の中で燦然…
前々回の記事でロス・オーレンドルフについて書いた時、オーレンドルフを「一番期待されていた投手」と書いていました。 そのオーレンドルフと同じく今季来日した新外国人投手がプレストン・ギルメットとデビッド・ブキャナン。 開幕前のファンの期待値は、…
ふとテレビをつけると、今の時期だと高校野球が目に入ってきます。 このブログを書く前にちろっと見ていたのは3回戦の三本松(香川)vs二松学舎大付(東東京)の試合。三本松が打っては13安打5得点、投げてはエース佐藤くんが87球2失点完投で二松学舎大付に勝利…
ヤクルト・オーレンドルフ、右肩の検査のため一時帰国 4試合登板、0勝1敗0セーブ0ホールド、防御率5.50。 これは、今季年俸1億7600万円(推定)を得てプレーした新外国人投手、ロス・オーレンドルフの成績。 上記のニュース記事にもある通り、右肩の検査を理由…
朝、Twitterをチェックしていたら、次のようなニュースが流れてきました。 ヤクルト・川端がヘルニア手術決断 今季1軍復帰絶望 ニュース記事の通り、川端は今季は椎間板ヘルニアを発症し、保存療法を選択して今季ここまで一軍復帰を目指していましたが、残…